レースウィッグについて
レースウィッグ全般
レースウィッグってなに?
ベースの素材としてフレンチレース(目の細かい、ほぼ透明に見えるレース)が使われているウィッグを総称して「レースウィッグ」と呼んでいます。
レースウィッグではない、普通のウィッグ(フレンチレースが使われていません)。

レースウィッグの一種の、レースフロントウィッグ

レースウィッグの一種の、フルレースウィッグ

普通のウィッグはすっぽりかぶることで装着完了ですが、レースウィッグの場合はレース部分がヒラヒラしないようにテープやグルーで頭皮にくっつけて装着します。ズレたり落ちたりすることがないため、快適に過ごせます。
その他のメリットとして、レース部分は生え際を出すことができます。フルレースウィッグでしたらツインテールやポニーテイルなども可能です。
人毛ですか?
はい、ウィッグリリアのレースウィッグは、100%人毛です。
ヘアダイ、ブリーチはできる?
ご購入の際に「ナチュラルブラック」をお選びいただくことで、ご自身、または美容院に持ち込んでの染色やブリーチが可能です。
ただ、ナチュラルブラックであっても、まったくの自然な髪そのものではなく、ある程度の加工が施してあります。
そのため、思ったような色に染色(脱色)できない場合がございます。
お客様自身の手によるヘアダイ、ブリーチによる髪の傷みにつきましては、自己責任のもとでお願い申し上げます。
パーマはできますか?
人毛ですので、パーマも可能です。ですが、髪質が日本人の一般的な毛髪よりも細いため、ややパーマがかかりにくい傾向があります。
パーマがすでに施されている製品もございますので、ウェービーヘアーやカーリーヘアーをお望みの際は、そちらを選択されたほうが良いかと思います。
商品ページにお望みのカールのウィッグがない場合は、もしかしたらお取り寄せできるかもしれませんので、お気軽にこちらのフォームからお問い合わせください。
ヘアアイロンは使えますか?
はい、自毛と同じように使用できます。
どんなヘアスタイルができる?
フルレースウィッグでしたら、基本的にどんなヘアスタイルでも可能です。
ただし、ベリーショートや刈り上げには向きません。
レースフロントウィッグは、襟足を出すようなヘアスタイルには不向きです。
シルクトップって?
コロナウィルスの影響により、現在シルクトップの製造ラインがほぼストップしています。
ストックがある場合がございますので、シルクトップのウィッグをお求めのお客様には、工場に確認して在庫状況をメールで連絡させていただきます。
ご不便をおかけして申し訳ございません。
下記の記事をご参照ください。
【ウィッグの種類】その3:シルクトップについて
レースフロントウィッグ、フルレースウィッグ両方に対応しています。購入ページで「シルクトップ」のジャンルからお求めください。
部分ウィッグは、ないの?
女性用部分ウィッグについて、たくさんのお問い合わせをいただいています。
現時点ではウィッグリリアでの販売はしておりませんが、今年度中の販売開始を検討しています。
レースフロントウィッグとフルレースウィッグの違い
レースフロントウィッグって?
レースフロントウィッグは、ベースの前のほう、額から頭頂部付近までがレースでできているウィッグです。
裏側を、横から。


裏側を、後ろから。

裏側を、前から。


レース部分は生え際を出すことが可能なので、このように髪を耳にかけることもできます。

レース部分以外の後頭部はヘアウェフトと呼ばれる毛髪の帯を生地に縫い付けてあります。そのため、襟足を出すようなヘアスタイルは不向きです。
後頭部はストラップで固定できますが、レース部分はテープや接着剤を使用しての装着となります。
また、フルレースウィッグよりもサイズがやや大きめとなっておりますので、ご購入の際はお気をつけください。
フルレースウィッグって?
フルレースウィッグは、ベースのほぼ全体がレースでできているウィッグです。
裏側を、横から。


裏側を、後ろから。

裏側を、前から。

髪を耳にかけるだけではなく、後ろの髪をアップにすることもできます。


ストラップ付きまたはストラップなしを選ぶことができます。
ご希望がありましたらコームもお付けできます。
レース部分は、テープや接着剤を使用しての装着となります。ストラップなしのフルレースウィッグは生え際をぐるりとテープか接着剤で固定することになります(慣れれば10分程度でできます)。
ストラップとコーム
ストラップって何?
ストラップとは耳の後ろから襟足にかけてついている、サイズ調整用のバンドのことです。
レースフロントウィッグには必ずストラップがついています。
フルレースウィッグは、オプションとして付けるかつけないかを選ぶことができます。
↓レースフロントウィッグの裏側です。

↓ストラップ付きのフルレースウィッグの裏側。

※襟足部分はストラップで固定できるので、テープで止める必要はありません。
↓ストラップなしのフルレースウィッグの裏側。

※襟足部分も、テープで止める必要があります。手間はかかりますが、一番自然に見えるウィッグでもあります。
ストラップは必ず付いてる?
レースフロントウィッグの場合
レースフロントウィッグには必ずストラップがついています。ストラップなしを選ぶことはできません。ストラップを使用して装着しますので、襟足付近をテープで止める必要はありません。
フルレースウィッグの場合
フルレースウィッグは購入ページで「ストラップ付き」「ストラップなし」を選択することができます。
ストラップがないフルレースウィッグは、襟足付近もテープで装着する必要があります。
ストラップ付きのフルレースウィッグは、レースフロントウィッグと同じ要領で装着できます。
フルレースウィッグの自由なカスタマイズ(サイズ、形を変えるなど)を楽しみたい場合はストラップなしを選ぶのが無難です。
コームって何?
コームとは、自毛にウィッグを固定するための、小さな櫛状の部品です。
自毛がある方は、「コーム付き」を選択したほうが便利かもしれません。

↓レースフロントウィッグは基本コームが付いています。

コームは、ウィッグのベースに縫い付けてあるだけですので、お客様ご自身で取り外すことも可能です。ベースを傷つけないよう、自己責任のもとでお願いいたします。
装着について
どうやって装着するの?
マネキンを使った、装着の実演記事があります
自毛がある場合の、フルレースウィッグの装着
下記の記事をご参照ください。
【ウィッグ装着】自毛のまとめ方その2。マネキンで試してみました
レースフロントウィッグや、ストラップが付いているフルレースウィッグの場合は、襟足付近をテープで止める必要はありません。
自毛がない場合の、フルレースウィッグの装着
下記の記事をご参照ください。
【ウィッグ装着】自毛がない場合のフルレースウィッグ装着
レースフロントウィッグや、ストラップが付いているフルレースウィッグの場合は、襟足付近をテープで止める必要はありません。
普通の両面テープで代用できる?
残念ながら、一般の両面テープでは、レースにも地肌にも くっつきません。
専用のテープのご購入をお勧めします。
ウィッグリリアのテープ販売ページへ
また、テープを剥がすためのリムーバーも合わせてご購入ください。
ウィッグリリアのリムーバー販売ページ